スマホひとつで手軽に決済できる「LINE Pay」、とても便利そうだけど、実際のところ本当に使いやすいのか気になりますよね。
特に、「現金より安全なの？」「他のキャッシュレス決済と比べてどうなの？」といった不安や疑問を抱えているあなたにとって、使い始める前にしっかりとメリット・デメリットを知っておくことはとても大切です。
今回は、LINE Payの特徴や強み・弱みをわかりやすく整理して、あなたが納得して選べるようにお手伝いしますね。
LINE Payのメリット
スマホひとつで支払いが完了する手軽さ
LINE Payの最大の魅力は、スマホひとつで簡単に決済できる点です。QRコードやバーコードを提示するだけで支払いが完了するので、財布を取り出す必要がありません。
日常的にLINEを使っているあなたなら、アプリ内からすぐにアクセスできるのも便利なポイントです。アプリを増やさずにキャッシュレス生活がスタートできます。
送金や割り勘がスムーズにできる
LINE Payでは、LINEの友だち同士で簡単にお金を送金したり、グループでの飲み会の割り勘ができます。口座番号を知らなくても送金できるので、ちょっとしたお金のやりとりがとてもスムーズです。
例えば「先に立て替えておくね」と言われたときも、あとからLINEでサッと送れるのはとても助かります。
セキュリティ面も安心
LINE Payはパスワード設定や指紋認証・顔認証など、セキュリティ対策がしっかりしています。もしスマホを紛失した場合でも、不正利用を防ぐための手段が用意されているのは安心材料です。
また、LINE Payのアカウントと銀行口座を連携することで、残高チャージや出金も可能。資金管理がしやすくなるのも大きなメリットです。
ポイント還元やクーポンが使える
LINE Payでは、LINEポイントの還元やお得なクーポン配布など、実質的に支出を抑えられる特典があります。LINEのトーク画面で簡単にクーポンを受け取れるので、割引を見逃しにくいのも嬉しいポイントです。
キャンペーン時にはかなり高い還元率になることもあるので、積極的に活用すると家計の節約にもつながります。
LINE Payのデメリット
利用できる店舗が他のサービスより少ない
LINE Payは対応店舗が増えてきたとはいえ、PayPayや楽天ペイに比べると使えるお店がまだ少なめです。特に地方では対応していない店舗も多く、使いどころが限られる場面があります。
「せっかくLINE Payをチャージしたのに使えるお店がない…」ということにならないよう、事前に確認しておくと安心です。
チャージの手間がかかる場合もある
銀行口座やコンビニATMからのチャージが可能ですが、オートチャージ機能は限定的で、残高が足りないときにすぐ支払えないケースもあります。特にクレジットカードとの連携機能が制限されている点は、人によっては不便に感じるかもしれません。
クレジットカードのように「使ってからまとめて支払う」スタイルに慣れているあなたには、事前チャージの手間がネックになる可能性があります。
ポイント還元率が不安定
LINE Payはキャンペーン時の還元率が高い一方で、通常の還元率はあまり高くありません。以前はマイカラー制度などで一定の還元がありましたが、現在は実質的にキャンペーン頼りの形になっています。
「使えば使うほどお得になる」という安定感を求めているなら、他の決済サービスの方が向いているかもしれません。
LINEアプリとの連携が前提
LINE PayはLINEアプリ内の機能なので、LINEを使っていないと利用できません。また、通知や広告がLINEトークに届くことがあり、それを煩わしく感じる人もいます。
「決済はしたいけど、LINE自体をあまり使っていない」というあなたにとっては、無理に導入するメリットが少ない可能性もあります。
結論：LINEユーザーなら試す価値あり、ただし用途は限定的に
LINE Payは、LINEを日常的に使っているあなたにとっては非常に相性の良いキャッシュレス決済です。特に送金・割り勘・クーポン活用など、LINEとの連携による便利さは大きな魅力です。
ただし、対応店舗の少なさやポイント制度の不安定さ、チャージの手間といった弱点もあるので、メインの決済手段というよりは「サブ的に使う」というスタンスがちょうどいいかもしれません。
「LINEをよく使うから気になっていた」というあなたなら、まずは少額から試してみて、ライフスタイルに合うかどうか見極めてみてくださいね。
