ジョイコンのスティックが反応しにくかったり、勝手に動いたりすると、本当にイライラしますよね。修理に出すのも手ですが、まずは自分でできる掃除から試してみたいところだと思います。
実際、ジョイコンのスティック不具合は、内部にたまったホコリやゴミ、皮脂汚れが原因であることが多いです。特に長く使っていると、気づかないうちに汚れが入り込んで、スティックの動きを妨げてしまうんですね。
でも安心してください。特別な工具がなくても、自宅で簡単にできる効果的な掃除方法があります。これを実践することで、スティックの動きがかなり改善されるケースも多いですよ。
スティック掃除の前に知っておきたい注意点
掃除を始める前に、いくつか気をつけたいポイントがあります。まず第一に、ジョイコンは精密機器なので、力を入れすぎたり水分を使いすぎたりすると故障の原因になります。
また、任天堂公式では分解や無理な掃除は推奨されていません。なので、あくまで自己責任で行う前提で、優しく丁寧に作業することが大切です。
【ステップ1】表面のホコリやゴミを取り除く
まずは、スティック周りの表面にたまったホコリやゴミを取り除きましょう。乾いた綿棒や柔らかい筆、もしくはエアダスター(缶タイプの空気スプレー)が便利です。
スティックを軽く押し込みながら動かし、スティックの根元のゴムカバー部分の隙間に向けてエアダスターを数回シュッと吹きかけると、目に見えないゴミも吹き飛ばすことができます。
【ステップ2】接点復活剤または無水エタノールでのクリーニング
もしエアダスターだけでは改善しない場合、接点復活剤や無水エタノールを使って、もう少し踏み込んだ掃除をしてみましょう。
やり方はとてもシンプルで、綿棒にごく少量の接点復活剤または無水エタノールを含ませ、スティックの根元に塗るようにやさしく拭き取っていきます。このとき、液体が中に流れ込みすぎないように注意してください。
スティックをグリグリ動かしながら、根元に液が軽く行き渡るようにすると、内部の汚れや酸化皮膜が除去されやすくなります。
【ステップ3】しばらく乾燥させてから動作確認
掃除が終わったら、すぐにジョイコンを使わずに10分〜15分ほど乾燥させましょう。とくに接点復活剤やエタノールを使った場合、内部に湿気が残っていると不具合の原因になります。
乾燥が済んだら、Switchに取り付けてスティックの動作を確認してみてください。ホーム画面の「設定」→「コントローラーとセンサー」→「スティックの補正」からチェックできます。
【番外編】掃除しても直らないときの対処法
丁寧に掃除してもスティックの不調が続く場合は、物理的な部品の劣化が原因かもしれません。特に使い込んだジョイコンだと、スティック自体の摩耗が進んでいる可能性があります。
この場合は、スティックパーツの交換や、任天堂公式の修理サービスを検討しましょう。自分でパーツ交換する方法もありますが、難易度が高いので、無理せずプロに任せるのが安心です。
効果的な掃除でスティックを長持ちさせよう
ジョイコンのスティックはどうしても汚れやすいパーツですが、こまめに掃除することで寿命を延ばすことができます。特に接点復活剤やエアダスターをうまく使うことで、不具合をかなり軽減できるのがポイントです。
あなたもぜひ、定期的なケアを取り入れて、ストレスのないゲームライフを続けてくださいね。