LINEを使っていると、「ID検索ができない!」という場面に出くわすことがありますよね。特に格安SIMを使っている場合にこの問題が発生しやすく、「なんでできないの?」「設定が間違ってるのかな?」と不安になるものです。
実は、格安SIMでLINEのID検索ができないのには明確な理由があります。そして、対処法を知っておけば、ちゃんと友だち追加もできますので安心してください。
ここでは、「なぜ格安SIMだとID検索できないのか?」「その代わりにどうすれば友だちを追加できるのか?」をわかりやすく解説していきます。
ID検索ができないのは、年齢認証ができないから
LINEでID検索を使うためには、「年齢認証」を済ませておく必要があります。
でも、格安SIMはドコモやau、ソフトバンクのような大手キャリアではないため、LINEアプリ側で年齢確認ができない仕様になっています。これは、格安SIMがキャリアの認証システムと連携していないからなんですね。
つまり、「ID検索ができない=格安SIMでは年齢認証ができていないから」と考えてください。
年齢認証が可能な格安SIMはごく一部だけ
実はすべての格安SIMが年齢認証に非対応というわけではなく、中には一部対応しているところもあります。
たとえば、**LINEモバイル(現在はLINEMOやSoftBankに統合)**は、LINEの年齢認証に対応していた唯一の格安SIMとして有名でした。現在も、LINEMOやSoftBank回線直系の格安プランであれば、年齢認証が可能な場合があります。
しかし、多くの格安SIM(IIJmio、mineo、OCNモバイルONEなど)では依然として年齢認証ができません。そのため、ID検索も当然使えないままとなります。
ID検索が使えない場合の代替方法
ID検索ができないとなると、「じゃあ友だち追加はどうすればいいの?」と思いますよね。安心してください。LINEにはID検索以外にも友だちを追加する方法が複数用意されています。
QRコードを読み取って追加
もっとも簡単な方法は、「QRコード」を使うやり方です。
相手のLINEアプリで表示されたQRコードを自分のスマホで読み取るか、自分のQRコードを相手に読み取ってもらうことで、年齢認証なしでもスムーズに友だち追加ができます。
招待リンクを送って追加
LINEでは、特定のURL(招待リンク)を使って友だち追加もできます。
このURLをSMSやメール、他のSNSなどで相手に送れば、そこから簡単に友だちになれるんです。ID検索と違って、年齢認証は一切関係ありません。
ふるふる機能(※2020年に終了)
以前は「ふるふる」と呼ばれる、スマホを振って友だち追加する機能もありましたが、こちらは2020年にサービス終了しています。現在は使えませんのでご注意ください。
どうしてもID検索を使いたいなら、方法は2つ
それでも「どうしてもID検索を使いたい!」という場合、次のいずれかの方法を検討してみてください。
1. 大手キャリアに乗り換える
一番確実なのは、ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアに乗り換える方法です。
これらのキャリアなら、LINEアプリ内で年齢認証ができるようになり、ID検索機能も解放されます。通信料金は多少上がりますが、LINEの全機能をフル活用したいなら検討の価値はあります。
2. 年齢認証済みのLINEアカウントを引き継ぐ
もう一つの方法は、すでに年齢認証を済ませているLINEアカウントをそのまま格安SIMのスマホに引き継ぐ方法です。
この場合、以前にID検索が有効になっていたLINEアカウントを使っていれば、格安SIMでもID検索機能がそのまま維持されることがあります。ただし、LINEの仕様変更などにより、今後この方法が使えなくなる可能性もあるので、あくまで自己責任で試すことになります。
まとめ:ID検索できなくてもLINEは使える
格安SIMを使っていると、LINEのID検索が使えないのは事実です。でも、それは年齢認証ができないという仕様上の問題であり、LINE自体が使えなくなるわけではありません。
友だち追加の手段は他にもいろいろありますので、ID検索にこだわらず、QRコードや招待リンクなどを活用してみてください。
どうしてもID検索を使いたいなら、大手キャリアへの変更や、年齢認証済みアカウントの引き継ぎなどを検討してみるといいですよ。