賃貸物件に住んでいると、インターネット回線の工事が必要かどうかってすごく気になりますよね。壁に穴をあけたり、大がかりな作業をするのはオーナーさんにも迷惑がかかるし、何より退去時のトラブルが不安だと思います。
あなたも「置き型WiFiなら工事がいらないって聞いたけど、本当に大丈夫?」と半信半疑かもしれません。でも安心してください、結論から言うと、ほとんどの置き型WiFiは工事不要で、賃貸でも問題なく使えるケースが多いです。
ただし、「完全に何も準備なしで使える」とは限らないので、いくつか注意点や確認すべきこともあります。以下で詳しく解説しますね。
そもそも置き型WiFiってどういうもの?
置き型WiFiは、コンセントに挿すだけで使える「ホームルーター」と呼ばれるタイプのインターネット機器です。モバイルWiFiと違って電波の安定性が高く、据え置きで使う前提なので、通信速度や接続台数の面でも優れています。
中には、ソフトバンクエアーやドコモ home 5G、WiMAX +5Gなどが有名です。これらは基本的に、SIMカードと電波で通信するので、光回線のような配線工事は一切不要です。
賃貸でも置き型WiFiが選ばれている理由
一番のメリットはやっぱり工事不要なところ。申込みから数日でルーターが届き、コンセントに差せばすぐ使えるので、引っ越し後すぐネットを使いたいときにも助かります。
また、賃貸物件では「光回線の工事がNG」と言われることも多いですが、置き型WiFiならそういったオーナーの許可も不要です。だから、手続きがシンプルでスピーディーなのが魅力です。
さらに、引っ越しのたびに回線の解約や再契約をする手間もなく、ルーターを新居に持っていくだけでOKなのも嬉しいポイントです。
それでも使えないケースってあるの?
実はあります。電波の入りにくいエリアだと、通信が不安定になることがあるんです。たとえば、地下や鉄筋コンクリート造の建物、高層階などは注意が必要です。
また、各キャリアごとに「対応エリア」があるので、申し込む前に公式サイトで提供エリアを確認することが絶対に必要です。試してみて合わなければ、初期契約解除制度(8日以内の返品対応)が使えることもあるので、安心材料にはなります。
工事不要って本当に「ゼロ手間」なの?
物理的な工事はゼロですが、「簡単な初期設定」は必要です。といっても、届いた端末にSIMカードを入れて、電源を入れるだけというパターンがほとんどで、スマホのテザリングを使える人なら誰でもできるレベルです。
ただし、場合によってはSSIDやパスワードの変更など、セキュリティ面の設定を自分でやると安心です。取扱説明書やサポートが丁寧なので、ここも大きな心配は不要ですよ。
月額料金はどうなの?光回線と比べて損しない?
置き型WiFiの月額料金は、おおよそ4,000〜5,000円台が相場です。光回線と大きな差はありませんが、初期費用や工事費がかからない分、総合的に見れば割安になるケースが多いです。
たとえば、ソフトバンクエアーはキャンペーン中なら月額3,000円台になることもあり、WiMAXもプロバイダ経由で申込めば端末代無料+キャッシュバックがあるので、トータルコストはかなり抑えられる可能性があります。
こんなあなたには置き型WiFiがピッタリ!
- 引っ越しが多い、または近いうちに引っ越す予定がある
- 回線工事に時間をかけたくない、オーナーの許可が面倒
- ネットは動画視聴やSNSがメインで、オンラインゲームはほぼしない
- スマホとのセット割で少しでも通信費を抑えたい
このどれかに当てはまるなら、置き型WiFiはかなりおすすめです。もしオンラインゲームやリモートワークで重いデータ通信を日常的に使う場合は、光回線の方が安定性の面で優れていますが、それ以外なら**「工事不要&即日開通」はとても大きなメリット**です。
まとめ:賃貸でも置き型WiFiは安心して使える!
置き型WiFiは、基本的に工事不要で、賃貸物件でも問題なく利用できます。届いた端末を設置するだけでインターネットが使えるので、手間や時間をかけたくないあなたにはピッタリです。
ただし、対応エリアの確認と電波状況だけは事前にしっかりチェックしておくのがポイント。快適なネット環境を手軽に整えたいなら、ぜひ選択肢の一つとして検討してみてくださいね。