LINE通話を使っていると、知らないうちに通信量が多くなっていて驚いたことはありませんか？特にギガが限られていると、通話ひとつで大きな消費になってしまうのは避けたいところですよね。
実は、LINE通話は便利な反面、通信量は意外とかかります。1時間の通話でだいたい20〜30MB（音声通話）または200〜300MB（ビデオ通話）程度と言われていて、頻繁に使う場合はバカになりません。
そこで今回は、できるだけ通信量を抑えつつLINE通話を快適に使うための具体的な方法をご紹介します。
通信量を節約するための基本設定
まず最初に見直したいのが、LINEアプリ内の設定です。意外と見落としがちな部分に節約のヒントが隠れています。
「低データモード」をオンにする
LINEには、通話時のデータ通信量を抑えるための「低データモード」があります。設定方法は以下の通りです。
- LINEアプリを開く
- 「設定」→「通話」→「通話の低データモード」をオンにする
この設定をオンにすると、音声通話とビデオ通話の両方で画質や音質がやや落ちますが、そのぶん通信量はかなり抑えられます。
ビデオ通話を避けて音声通話に切り替える
ビデオ通話は非常に便利ですが、そのぶん通信量は音声通話の約10倍近くになることもあります。通信量を気にするなら、可能な限り音声通話に切り替えるのが賢明です。
特に用件だけを伝えたいときや顔を見せる必要がないときは、ビデオ通話ではなく音声通話を選ぶだけで、大きな節約になります。
通信環境を選ぶだけでも大きな差に
設定を見直すだけでなく、通話を行う場所やタイミングによっても通信量の使い方には差が出てきます。
Wi-Fi環境で通話する
一番シンプルで効果的な方法が、Wi-Fi接続時に通話をすることです。自宅やカフェ、駅などのフリーWi-Fiスポットを活用すれば、モバイルデータを一切使わずに通話できます。
ただし、フリーWi-Fiはセキュリティ面でやや不安があるため、できるだけ信頼性の高い場所（例：家、オフィス）で利用するのが理想的です。
回線の混雑時間帯を避ける
夕方〜夜の時間帯は通信が混雑しがちで、音質が悪くなったり、再接続が発生したりすることがあります。こうした時間帯を避けることで、無駄な通信のやり直しを減らせて、結果的に通信量の節約にもつながります。
通信量がかからない代替手段を使う
どうしても通信量が気になる場合、LINE以外の手段に切り替えるのもひとつの方法です。
通話専用アプリや格安SIMの活用
たとえば「Rakuten Link」や「SMARTalk」といったアプリは、データ通信を抑えながら通話ができる工夫がされています。また、格安SIMの中にはLINE通話をカウントフリーにしているものもあるので、そうしたプランを選ぶのもおすすめです。
そもそも「電話回線」を使う
相手もあなたもキャリアのかけ放題プランに入っているなら、LINE通話ではなく通常の音声通話を使ったほうが通信量の節約になります。特に家族や恋人など、頻繁に話す相手との通話は、そちらの方がトータルでは安上がりかもしれません。
まとめ：節約しつつ、快適な通話環境を
LINE通話の通信量を節約するには、「低データモードの活用」「音声通話の選択」「Wi-Fi環境の活用」など、ちょっとした工夫の積み重ねが効果的です。
あなたの使い方に合わせて、ムダなギガをカットしながら、ストレスのない通話を楽しんでくださいね。
