ニンテンドースイッチで遊ぼうとしたとき、「あれ?ジョイコンが反応しない…」なんてことがあると焦ってしまいますよね。せっかくのゲーム時間が台無しになるし、まさか故障…?と不安になる気持ち、すごくよくわかります。
でも、安心してください。ジョイコンが認識されないトラブルは、設定や接続の不具合による一時的なものが多く、すぐに直るケースがたくさんあります。
あなたが今すぐできる対処法を、わかりやすく順番に紹介していきますね。
本体にしっかり差し込まれているか確認する
まず最初にチェックしてほしいのが「物理的にちゃんと差し込まれているか」です。
ジョイコンをスライドして取り付けたつもりでも、わずかにずれていると認識されないことがあります。カチッと音がするまでしっかり押し込んでみてください。
差し込みが甘いだけで反応しないことは意外と多いので、焦らずに一度外してから、もう一度丁寧にスライドして取り付けてみましょう。
本体の再起動を試してみる
一時的な接続エラーやソフトの不具合が原因で、ジョイコンが認識されないことがあります。そんなときは、本体の再起動が効果的です。
電源ボタンを3秒長押しして「電源オプション」→「電源OFF」で完全に電源を切り、その後もう一度電源を入れてみてください。
再起動することで、ソフトウェアの不具合がリセットされ、ジョイコンが正常に認識されることがあります。
ワイヤレス接続を再設定してみる
ジョイコンを無線で使っているときに認識されない場合は、「再ペアリング(再接続)」を試してみましょう。
スイッチの「設定」→「コントローラーとセンサー」→「コントローラーとの通信を切る」を選び、一度すべての接続をリセット。その後、ジョイコンをスライドして再接続するか、L+Rボタンを押して再ペアリングできます。
この操作でワイヤレス通信の不具合が解消されることが多いので、ぜひ試してみてください。
ジョイコンのバッテリー残量をチェック
ジョイコンのバッテリーが切れていると、当然ながら認識されません。特に無線接続時は、充電されていないとまったく反応しないことも。
ジョイコンを本体に取り付けた状態で、本体が充電されていればジョイコンも自動的に充電されます。少し時間を置いてから、充電ができているかどうかを画面で確認してみましょう。
バッテリー残量は「コントローラー」メニューからも確認できますよ。
システムソフトウェアの更新を確認する
本体のソフトウェアが古いままだと、ジョイコンの不具合が出ることがあります。特にジョイコンのアップデートが反映されないまま使っていると、接続に影響することも。
「設定」→「本体」→「本体の更新」から、最新版にアップデートしてみてください。また、「コントローラーとセンサー」→「コントローラーの更新」から、ジョイコン自体のソフトも個別に更新できます。
アップデートは数分で完了しますので、気づいたときにこまめに行っておくと安心です。
セーフモードで本体の不具合をリセットする
どうしても改善しない場合は、「セーフモード」で本体の設定を初期化する方法もあります(※セーブデータは消えません)。
電源を切った状態で、「音量+」と「音量-」を同時に押しながら、電源ボタンを長押しするとセーフモードが起動します。「本体を初期化(データを残す)」を選んで進めると、設定やソフトの不具合がリセットされ、認識エラーが解消されることがあります。
ちょっと高度な操作ですが、最後の手段として覚えておくと安心です。
物理的な故障の可能性もある
ここまでの対処を試しても改善しない場合は、ジョイコンか本体側の接続端子に物理的な不具合があるかもしれません。
たとえば、「左右どちらかだけ反応しない」「スライドはできるのに充電も認識もしない」といった症状があれば、接点が壊れている可能性があります。水濡れや衝撃が原因になることも。
その場合は、自力での修理は難しいので、任天堂の公式修理サービスに依頼するのが安心です。▶任天堂の修理案内ページはこちら
予備のジョイコンやProコントローラーを活用する
どうしてもジョイコンが反応しない間は、手持ちの別のジョイコンやProコントローラーを使うことで、ゲームを続けることができます。
一時的な回避策にはなりますが、「今すぐ遊びたい!」というときには非常に有効です。追加のコントローラーがあれば、そちらで認識されるかどうかも確認してみましょう。
まとめ:順番にチェックして落ち着いて対処を
ジョイコンが認識されないときは焦ってしまいますが、まずは物理的な接続→再起動→バッテリー確認→接続のリセットという順番で1つずつ試してみるのが大切です。
それでもダメなときは、ソフトウェアの更新やセーフモードでの初期化など、少し踏み込んだ対処を検討してみてください。
どうしても解決しない場合は、無理に分解せずに公式サポートに相談するのが一番安全で確実です。あなたのスイッチがまた快適に使えるように、しっかりチェックしてみてくださいね。