動画を観たいけれど、通信量が気になる…。そんな悩み、ありますよね。特に外出先やモバイル回線を使っていると、あっという間にギガが減ってしまって困ることも多いはずです。
実際、Netflixのような動画配信サービスは通信量が大きく、設定を何もしないまま観続けると、1時間で数GBも使ってしまうことがあります。それに、通信制限がかかってしまえば、せっかくのエンタメ時間も台無しですよね。
でも大丈夫です。Netflixには、通信量を抑えながらも快適に動画を楽しめる「データ節約設定」が用意されています。設定はとても簡単で、少しの工夫だけでギガの消費をグッと抑えられるんです。
データ使用量を抑える3つの設定方法
1. Netflixアプリの「データ使用量設定」を変更する
モバイル端末でNetflixアプリを使っている場合は、まずアプリの設定から「データ使用量」を見直しましょう。
アプリの「プロフィールアイコン」→「アプリ設定」→「モバイルデータ使用量」に進むと、以下の4つの選択肢が表示されます。
- 自動:ネットワークの状況に応じて最適化(1GBで約4時間視聴可能)
- Wi-Fiのみ:モバイルデータでは再生せず、Wi-Fi接続時のみ視聴可能
- データ節約:1GBで約6時間視聴可能
- 最大データ使用:高画質で再生されるため、通信量が多くなる
もしギガを節約したいなら、「データ節約」か「Wi-Fiのみ」を選ぶのがおすすめです。「自動」もある程度の節約にはなりますが、完全ではないため注意してください。
2. 再生画質を手動で設定する
Netflixではアカウントごとに再生画質の上限を設定できます。これによって、全デバイスでの通信量をコントロールできるようになります。
ブラウザでNetflixにログインしたら、「アカウント」→「プロフィールとペアレンタルコントロール」→対象のプロフィール→「再生設定」を選択しましょう。そこから「データ使用量(1時間あたり)」の設定を以下の4つから選べます。
- 自動:標準的な画質
- 低:1時間あたり約0.3GB
- 中:1時間あたり約0.7GB
- 高:HDは最大3GB、4Kは最大7GB
通信量を抑えたいなら「低」または「中」に設定しておくと安心です。「高」の設定はかなりの通信量を消費するため、Wi-Fi環境専用として使うのがよいでしょう。
3. 動画のダウンロードでオフライン再生を活用
Netflixでは動画を事前にダウンロードしておくことができます。自宅のWi-Fiなどで観たい動画を保存しておけば、外出先で通信量ゼロで視聴できます。
ダウンロード方法は、作品の詳細ページで「ダウンロードアイコン」をタップするだけ。再生画質も設定から「標準」または「高画質」を選べますが、ここでもギガを節約したいなら「標準」がおすすめです。
節約設定でも快適に観るためのコツ
データ節約設定にすると、当然ながら画質はやや落ちます。でも、スマホの小さな画面ならそこまで気にならないレベルです。逆に画質より通信量を優先したいときには最適な選択といえます。
また、「自動再生」機能をオフにするのもおすすめです。連続で観るつもりがないときにも次のエピソードが勝手に始まってしまうと、それだけで通信量を消費してしまいます。設定から「次のエピソードの自動再生」をオフにしておきましょう。
まとめ:あなたに合った設定で、無理なくギガ節約を
Netflixのデータ節約設定を活用すれば、通信量を大きく減らしながらも、快適な視聴体験を維持することができます。
外出先では「データ節約」モード、自宅では高画質で、というように、シーンに応じて設定を使い分けるのがポイントです。
あなたの使い方に合った設定を見つけて、ストレスなくNetflixを楽しんでくださいね。