ゲーム中に突然フリーズしたり、本体が異常に熱くなったりしていませんか?もしそうなら、スイッチの冷却ファンが故障している可能性があります。
本体が熱を持ちすぎると、内部の基板やパーツにもダメージが及びかねません。そのまま放置していると、最悪の場合、修理が必要になることもあるんです。
でもご安心ください。冷却ファンの故障には、いくつか分かりやすいサインがあります。ここでは「ファンが壊れているかも?」と感じたときにチェックしてほしい症状をまとめました。
スイッチ冷却ファンが故障したときの主な症状
本体から異音がする
スイッチを起動したときやプレイ中に「カラカラ」「ブーン」といった異常な音がする場合、ファンにホコリや異物が詰まっていたり、回転軸に不具合がある可能性があります。いつもと違う音が気になったら、ファン周辺をチェックしてみてください。
ファンがまったく回っていない
スイッチの背面からファンの動きを目視で確認することができます。起動中なのにファンが動いていない、もしくは一瞬動いてすぐ止まるような場合は、ファン自体が完全に故障しているか、接続に問題があるかもしれません。
本体が異常に熱くなる
プレイ中に本体の背面や上部が触れないほど熱くなるときは、冷却がうまくできていないサインです。ファンが正常なら内部の熱を外に逃がせるはずですが、それができていない場合は要注意です。そのまま使い続けると、熱暴走によってゲームが強制終了したり、データ破損のリスクも出てきます。
「高温のためスリープします」という警告が出る
スイッチには温度センサーが内蔵されていて、ある程度の熱がこもると自動で警告が表示されます。この警告が出たときは、すでに内部が危険な温度まで上がっている証拠です。繰り返し表示されるようであれば、ファンの故障を疑ってください。
ゲーム中に突然フリーズやシャットダウンが起こる
冷却不足により、本体が自ら電源を切ってしまうケースもあります。これは内部のパーツを保護するための安全機能ですが、頻繁に起こるようであれば、ファンを含む冷却システムの異常が原因と考えられます。
故障かな?と思ったら試してほしいこと
ホコリの掃除をしてみる
ファンの不調はホコリの蓄積が原因の場合もあります。エアダスターなどを使って、スイッチ背面の通気口からホコリを軽く吹き飛ばしてみてください。ただし、吸気口を傷つけないように、慎重に行うのがポイントです。
本体を再起動してみる
一時的な不具合でファンが止まっているだけのケースもあります。まずは本体を再起動してみて、ファンが動作するか確認してみてください。
本体の温度を下げる
冷却ファンの動きが鈍い場合、部屋の気温が高すぎるという要因も考えられます。風通しの良い場所に置いたり、クーラーの効いた部屋でプレイするだけでも、熱対策になりますよ。
それでも改善しない場合は修理を検討して
ファンの異常が続くようなら、自力での対応は限界です。放置すると本体が故障してしまう恐れもあるため、早めに修理に出すことをおすすめします。任天堂公式の修理受付ページから申し込めば、症状に合わせて点検・交換してもらえます。
また、保証期間内であれば無償で修理できる可能性もあるので、購入日や保証書も確認してみてください。
スイッチは長く遊ぶためにも、冷却ファンの状態をこまめにチェックすることが大切です。「いつもと違うな」と思ったら、まずは小さな異変を見逃さないように意識してみてくださいね。