小学生にスマホを持たせるとき、「ちゃんと安全に使えるかな…」と心配になりますよね。知らないうちに変なサイトを見ていたり、SNSでトラブルに巻き込まれたりしないか、親としては気が気じゃないと思います。
あなたも、できれば自由にスマホを使わせてあげたいけれど、「見守り」や「制限」がしっかりできる方法があれば知りたい、という気持ちではないでしょうか。
そんなときに頼りになるのが「スマホ見守りアプリ」です。ただ、アプリによって機能も操作のしやすさもバラバラなので、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いはずです。
ここでは、小学生におすすめのスマホ見守りアプリを、目的別にわかりやすく紹介していきますね。
見守りアプリって、具体的に何ができるの？
まず、「見守りアプリってどこまでできるの？」という疑問から解消しておきましょう。
代表的な機能としては、以下のようなものがあります。
- 利用時間の制限（夜9時以降は使えない設定など）
- アプリの使用制限（YouTubeやSNSをブロック）
- 有害サイトのフィルタリング
- 位置情報の確認や通知
- スマホ利用履歴のチェック（何をいつ使っていたか）
これらの機能をうまく活用すれば、あなたがいつも見張っていなくても、ある程度自動で子どもの行動を制御できますし、万が一のトラブル時にも素早く気づけます。
小学生に本当におすすめの見守りアプリ3選
【1】あんしんフィルター for docomo / SoftBank / au
大手キャリアが提供している安心設計のフィルターアプリです。
子どもがスマホを契約する際に自動でインストールされることも多く、フィルタリング精度が高いのが特徴です。YouTubeやSNSなど、年齢に応じたブロックレベルも設定でき、親のスマホから細かく制御することも可能です。
ただし、キャリアによっては他社スマホで使えないこともあるので、契約中の携帯会社に合わせて選びましょう。
【2】Google ファミリーリンク
Androidスマホを使っているなら、Google純正の見守りアプリが一番便利です。
アプリの使用時間制限や、利用履歴の確認、有害なサイトやアプリの制限などが無料で使えます。スマホの現在地もチェックできるので、登下校時の安心にもつながります。
Googleアカウントを使って親子をリンクさせる仕組みなので、少し設定は手間ですが、一度きちんと設定すればかなり強力です。
【3】i-フィルター（デジタルアーツ）
フィルタリング機能がとても強力で、パソコンやゲーム機など複数端末にも対応している総合的な見守りソフトです。
小学生にありがちな「思わぬサイト閲覧」や「ゲーム中毒」を防ぐにはぴったりで、特に有害サイト対策としてはトップクラスの性能です。月額料金はかかりますが、そのぶん設定の自由度や安心感はかなり高めです。
目的別の選び方ガイド
「結局どれを使えばいいの？」というときは、以下の基準で選ぶと失敗しにくいです。
- コストを抑えたい：Googleファミリーリンク（無料）
- 手軽に使いたい・すでにキャリアスマホを契約している：あんしんフィルター
- 徹底的に制御したい・パソコンやタブレットもまとめて管理したい：i-フィルター
スマホのOS（iPhoneかAndroidか）や、契約している通信会社によっても使えるアプリが変わってくるので、そこも要チェックポイントです。
「監視しすぎかな？」と迷ったときの考え方
あなたも、「見守りすぎて子どもに嫌がられないかな…」と不安になることがあるかもしれません。
でも、小学生のうちはまだ「自分で判断する力」が未熟なことも多く、悪意のある大人や詐欺に巻き込まれるリスクも現実としてあります。だからこそ、最初はしっかり守ってあげて、少しずつ「自分で判断する」練習をさせていくことが大事です。
見守りアプリは「子どもを管理するためのもの」ではなく、「親子で安心してスマホを使うための土台」として考えると、自然に取り入れやすくなりますよ。
まとめ：あなたの家庭に合った見守りアプリを選ぼう
スマホは便利な反面、危険もたくさんあります。でも、見守りアプリをうまく活用すれば、小学生でも安心して使える環境が作れます。
あなたのライフスタイルや子どもの使い方に合ったアプリを選べば、心配をぐっと減らすことができますよ。最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、きっとそのひと手間が「安心」という大きなリターンに変わるはずです。
