ニンテンドースイッチを使っていて、突然タッチ画面が反応しなくなると焦りますよね。ゲームができなくなったり、設定が変えられなかったりして、「これ壊れたのかな…?」と不安になる気持ち、よくわかります。
でも、実はタッチが反応しない原因の多くは、ちょっとした設定や環境の問題が多いんです。壊れているわけじゃないケースも多いので、まずは落ち着いて確認してみてくださいね。
ここでは、ニンテンドースイッチのタッチパネルが反応しないときの主な原因と、それに対する具体的な対処法をわかりやすくご紹介します。
よくある原因①|保護フィルムが干渉している
一番多いのがこれです。画面に貼った保護フィルムが分厚すぎたり、空気が入っていたり、ズレて貼られていたりすると、タッチ操作の反応が悪くなったり、まったく反応しなくなることがあります。
とくに100均などで売られているフィルムは相性が悪いことも多いので、「貼ってから調子が悪くなったかも」と思ったら、いったんフィルムを剥がしてみてください。これだけで直ることもありますよ。
よくある原因②|静電気や汚れが画面に溜まっている
スイッチのタッチ画面は静電容量式なので、指の静電気を感知して動作します。そのため、画面が皮脂やホコリ、湿気などで汚れていたり、冬場で静電気が多かったりすると、タッチの反応が悪くなることがあります。
やわらかいメガネ拭きや専用のクリーニングクロスで画面を拭いてみてください。水やアルコールは使わず、乾拭きするのがポイントです。手も乾いて清潔な状態で操作するようにしてみましょう。
よくある原因③|システムが一時的に不具合を起こしている
本体のソフトウェアやゲームの動作が一時的にフリーズしている可能性もあります。この場合、タッチだけでなくボタン操作にも遅延や無反応が出ることがあります。
そんなときは、スイッチ本体の再起動を試してみてください。電源ボタンを長押しして「電源オプション」→「再起動」を選べばOKです。たったこれだけでタッチパネルが復活することもよくあります。
よくある原因④|タッチ操作に対応していない場面を操作している
意外と見落としがちなのがこれ。すべてのゲームや設定画面がタッチ操作に対応しているわけではありません。たとえば一部のゲームや、設定画面によってはボタン操作しか使えないこともあります。
「ここタッチできたはずなのに…」と思ったら、他の画面で試してみると判断しやすいですよ。ホーム画面やキーボード入力画面など、確実にタッチ対応の場所で反応を確認してみてください。
よくある原因⑤|本体や画面の故障
上の対処法を全部試しても反応しない場合は、残念ながら本体の故障や液晶パネルの損傷の可能性もあります。特に、落としたり水に濡らしたりした後に不具合が出た場合は、物理的な損傷が原因かもしれません。
この場合は、自力で直すのは難しいので、任天堂の公式サポートに修理依頼するのがベストです。修理料金は保証期間内かどうかで変わりますが、見積もりは無料でしてもらえるので、まずは相談してみましょう。
【参考リンク】任天堂サポート公式サイト(修理受付)
それでも直らないときは?
もし上記の対処法をすべて試しても改善しない場合は、以下の方法をもう一度順に試してみてください。
- 保護フィルムを剥がす
- 画面を丁寧にクリーニングする
- 電源を再起動する
- タッチ操作可能な画面でテストする
- 本体設定から「初期化」する(※データはバックアップを!)
それでもダメなら、やはり修理を検討するタイミングかもしれません。タッチパネルの交換修理は比較的対応が早いことが多いので、安心して依頼できますよ。
まとめ|慌てず、原因をひとつずつチェックしよう
ニンテンドースイッチのタッチが効かないときは、焦らずひとつずつ原因を探っていくのがコツです。多くの場合、保護フィルムや汚れ、ソフト的なトラブルが原因で、意外と簡単に直るケースが多いんですよ。
それでも直らないときは、無理に使い続けるのではなく、任天堂の修理サポートを頼るのが安心です。あなたのスイッチが無事に直って、また楽しくゲームができるようになりますように!