「格安SIMに乗り換えると、通信エリアが狭くなるんじゃないか…」そんな不安を感じていませんか?月々のスマホ代を節約したくて格安SIMに興味はあるけど、使い勝手が悪くなるのは避けたいと思っているあなたの気持ち、よくわかります。
たしかに、「格安=安かろう悪かろう」というイメージが根強くありますよね。でも実は、格安SIMの通信エリアは大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンクなど)と基本的に同じなんです。ではなぜそんな誤解が広まっているのか、そして本当に安心して使えるのか、くわしく解説していきますね。
格安SIMは大手キャリアの回線を借りている
格安SIMは、自社で通信設備を持っていません。その代わり、ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアの通信回線を「間借り」しているんです。これを「MVNO(仮想移動体通信事業者)」と呼びます。
たとえば、OCNモバイルONEやIIJmioはドコモ回線、mineoはau・ドコモ・ソフトバンク回線から選べるといった具合です。つまり、格安SIMを選ぶときは「どの大手キャリアの回線を使っているか」をチェックすれば、そのエリアの広さもわかるというわけです。
通信エリア自体はほぼ同じだから安心
格安SIMが借りているのは**「大手キャリアとまったく同じ回線」**なので、通信エリアは本当に同じです。ドコモの回線を借りている格安SIMなら、ドコモがつながる場所ならどこでも同じようにつながります。
つまり、山間部や地方でもドコモの電波が届いていれば、格安SIMでも問題なく使えるということです。この点では、エリアの「狭さ」を心配する必要はありません。
通信速度には注意が必要
ただし、通信エリアは同じでも、通信速度は異なるという点には注意が必要です。格安SIMは、大手キャリアから限られた帯域だけを借りているため、混雑する時間帯(お昼休みや夕方など)には通信速度が遅くなることがあります。
たとえば、「LINEは問題ないけど、YouTubeはカクつく」といったケースもあるんです。これは格安SIM全体に共通する特徴なので、安さと引き換えにある程度の「速度のムラ」は覚悟しておく必要があります。
キャリア回線による違いもチェック
同じ格安SIMでも、**どのキャリア回線を選ぶかで通信エリアは微妙に変わります。**たとえば、ドコモは山間部や郊外に強く、auは都市部での速度が安定、ソフトバンクは比較的全国的にバランスがいいといった特徴があります。
あなたが普段使っているエリアでどのキャリアの電波が強いかを確認して、それに対応した回線を選ぶのがコツです。格安SIM各社の公式サイトでは、対応エリアを地図付きで確認できるので、事前にチェックしておくと安心です。
実際の使用感は口コミも参考にしよう
「理屈ではわかったけど、実際にどれくらい使えるのか不安…」というあなたには、実際に使っている人の口コミやレビューも参考になります。特に自分と同じ地域での使用感を見ておくと、よりイメージしやすいですよ。
Twitterや価格.com、YouTubeなどでは、エリア別の速度テストや感想が多数アップされています。「格安SIM 名古屋 速度」などで検索してみるのもおすすめです。
まとめ:通信エリアは同じ、でも速度には注意
結論として、格安SIMの通信エリアは大手キャリアと同じなので安心して大丈夫です。ただし、通信速度は時間帯によって遅くなることがあるので、その点だけは理解しておく必要があります。
エリアを重視するなら、自分がよく使う場所でどのキャリアの回線が強いかを確認して、それに対応した格安SIMを選ぶのがポイントです。通信費を節約しつつ、快適なスマホ生活を手に入れてくださいね。