スイッチのソフトが読み込めないと、せっかくのゲームが遊べなくてイライラしますよね。「これって修理に出せば直るのかな?」と悩んでいるあなたに向けて、原因と対処法をわかりやすくお伝えします。
読み込みエラーは本体?それともソフト?まずは原因を切り分けよう
スイッチソフトの読み込みエラーは、すべてが本体の故障によるものとは限りません。まずはエラーの原因が「ゲームソフト」なのか「スイッチ本体」なのかを見極めることが大切です。
たとえば、特定のソフトだけが読み込めない場合は、そのソフト自体に問題がある可能性が高いです。別のソフトを入れてみて問題なく起動するなら、本体ではなくソフト側の故障です。
一方で、どのソフトを入れてもエラーが出る場合は、本体側、特にゲームカードスロットの接触不良や故障が疑われます。
自分でできる!修理前に試すべき対処法
本体やソフトの故障と断定する前に、以下の方法をぜひ試してみてください。
カード端子の掃除をする
ゲームカードの金属端子部分が汚れていたり、ホコリが付いていると読み込めないことがあります。綿棒やメガネ拭きなどで、やさしく端子部分を拭いてみましょう。アルコールは使わず、乾拭きで十分です。
スロット内の異物チェック
スイッチ本体のカードスロットにホコリやゴミが入っていると、接触がうまくいかず読み込みエラーの原因になります。ブロワーなどで軽く吹き飛ばしてみてください。絶対に針金などの硬いものを差し込まないように注意しましょう。
本体の再起動・ソフトウェア更新
エラーが出た場合、一度スイッチ本体を完全に電源オフ(再起動ではなく「電源オプション」から電源を切る)して再起動すると改善することがあります。また、本体のシステムが古いと不具合が起きやすくなるため、設定画面からソフトウェアが最新かもチェックしてみてください。
上記で直らない場合は修理も選択肢のひとつ
何をやっても改善しない場合は、修理を検討するのがベストです。任天堂の公式サポートでは、読み込みエラーの症状での修理実績もあります。
任天堂の修理対応について
スイッチ本体のカードスロットの故障や、内部基盤の不具合が原因であれば、任天堂の修理サービスで直る可能性が高いです。特に、**保証期間内(購入から1年以内)**であれば、無償で修理してもらえるケースもあります。
修理依頼は、任天堂の公式サポートページから簡単に申し込めます。修理にかかる期間は、おおむね1〜2週間ほどが目安です。
修理費用の目安
保証期間外や、水濡れ・落下による故障の場合は有償修理になります。スロット交換などの軽微な修理なら、5,000円前後が一般的です。ただし、基板ごと交換となると1万円を超えることもあるので、修理見積もりを確認してから判断しましょう。
ソフト側が原因なら、販売店やメーカーに相談を
ゲームソフト自体に傷がついていたり、不良品の可能性がある場合は、まずは購入した店舗やソフトの販売元に問い合わせてみましょう。メーカーによっては、状況に応じて交換対応をしてくれることもあります。
なお、中古ソフトは保証対象外であることが多いため、リスクがあることを覚えておくと安心です。
データが消える?修理時の注意点も知っておこう
スイッチ本体を修理に出す場合、内部のセーブデータや設定が消去される可能性があります。オンラインでバックアップができる「Nintendo Switch Online」に加入している場合は、クラウドに保存されていれば安心ですが、未加入だと事前にデータ移行やバックアップが必要です。
修理申し込み時に「データを残してほしい」と希望することもできますが、症状によっては完全初期化されることもあるので、あらかじめ覚悟しておきましょう。
まとめ:直るかどうかは症状次第。まずは原因の見極めを!
スイッチのソフト読み込みエラーは、本体・ソフトどちらにも原因が考えられるので、まずは落ち着いて症状を確認することが大切です。掃除や再起動など、自分でできることを試しても直らないときは、修理に出せば改善するケースも多くあります。
無理に使い続けるとさらに故障が広がることもあるので、早めにサポートを活用して、また安心してゲームを楽しめる状態に戻してくださいね。