スマホを使っていると、どうしてもバッテリーの減りが早く感じてしまうこと、ありますよね。朝100%だったのに、昼過ぎにはもう半分以下……なんてこと、あなたも経験があるのではないでしょうか。
特に外出先や仕事中、充電できない状況でバッテリー残量が心もとないと不安になりますよね。「もっと長持ちしてくれればいいのに」と思うのは、誰しも一度は感じたことがあるはずです。
でも、実はちょっとした工夫や設定で、スマホのバッテリー寿命や1回の充電で使える時間をぐっと伸ばすことができるんです。
画面の明るさを自動ではなく手動で調整する
多くのスマホでは「自動明るさ調整」が初期設定になっていますが、これが意外とバッテリーを消耗させる原因になります。
自動調整機能は周囲の明るさに応じて頻繁に明るさを変えるため、その処理にも電力が使われます。手動で少し暗めに設定しておくと、かなりの省エネになりますよ。
使っていないアプリのバックグラウンド更新を止める
アプリは開いていなくても、裏で通信やデータ更新を行っていることがあります。これがバッテリーをひそかに消耗させているんです。
「設定」→「バッテリー」や「アプリ管理」などから、バックグラウンドでの動作をオフにできるアプリを確認してみてください。SNSや天気アプリなど、常に最新情報を必要としないアプリはオフで問題ありません。
GPSやBluetoothは使うときだけオンにする
位置情報サービスやBluetoothは、起動しているだけでバッテリーを食います。地図アプリを使うときや、ワイヤレスイヤホンに接続するとき以外はオフにしておくのがおすすめです。
特にGPSは消費電力が大きいので、こまめに切るだけでも効果を実感しやすいです。
Wi-Fiとモバイルデータの使い分けを意識する
Wi-Fiが安定している場所では、モバイルデータよりWi-Fiを優先的に使ったほうが省電力になります。ただし、逆にWi-Fiの接続が不安定だと、スマホは常に接続先を探し続けてしまい、バッテリーを余計に消耗します。
不安定なWi-Fiに接続し続けるよりは、潔くオフにしてモバイルデータに切り替えたほうが賢明です。
画面のスリープ時間を短く設定する
スマホを操作していないのに、画面がついたままになっている時間が長いと、それだけでバッテリーを浪費してしまいます。
「設定」→「ディスプレイ」→「スリープ」や「自動ロック」などの項目から、30秒〜1分程度に設定しておくと無駄がありません。
省電力モードを活用する
最近のスマホには「省電力モード」や「バッテリーセーバー」が搭載されている機種が多く、これをオンにすることで自動的にさまざまな省電力設定が適用されます。
通知やアプリの動作が多少制限されることはありますが、どうしても電池が持たない日はぜひ使ってみてください。
バッテリー劣化を防ぐ充電方法を心がける
バッテリーは消耗品なので、長期的に使い続けるとどうしても劣化していきますが、そのスピードを遅らせることは可能です。
例えば、常に100%まで充電したり、0%まで使い切ることを繰り返したりするのは劣化を早めます。80%前後で充電をやめたり、20%を切る前に充電したりすることで、バッテリーの寿命を延ばすことができますよ。
アップデートはこまめに実施する
OSやアプリのアップデートには、省電力化やバグ修正が含まれていることが多く、アップデートをサボっていると無駄に電力を消費してしまう場合があります。
特にOSのアップデートはシステム全体の効率に関わるので、時間があるときに早めに実行しておくのがベターです。
不要なウィジェットやライブ壁紙は削除する
ホーム画面に設置しているウィジェットやライブ壁紙は、意外とバッテリーに負担をかけています。常に情報を更新していたり、アニメーションを動かしていたりするためです。
よく使う機能だけに絞り込んで、必要最小限にとどめるのがスマートな使い方です。
まとめ:習慣を少し変えるだけで、バッテリーはもっと長持ちする
スマホのバッテリーを長持ちさせるには、高価な機器やアプリを買う必要はありません。あなたの使い方や設定をちょっと見直すだけで、驚くほどの違いを実感できます。
毎日使うスマホだからこそ、ちょっとした工夫で快適さが変わります。今日からできることから、少しずつ取り入れてみてくださいね。