突然スマホの充電ができなくなると、本当に焦りますよね。朝起きたら充電できていなくて、仕事や学校に遅れそう…なんて経験をしたことがあるあなたにとっては、まさに一刻を争うトラブルです。
でも、落ち着いてください。充電できない原因の多くは意外とシンプルなことで、あなた自身でもすぐに対処できるケースがほとんどです。
ここでは、「急にスマホの充電ができなくなったとき」にチェックすべきポイントと、対処法を順番にお伝えしますね。
まずは落ち着いて、基本的な確認から
充電ケーブルやアダプターが故障していないか
意外と見落としがちなのが、充電器そのものの不具合です。特に長く使っているケーブルは、外側は無傷でも内部の断線が進んでいることがあります。まずは、別の充電器やケーブルに差し替えてみてください。家族や友達のケーブルを借りてもOKです。
コンセントや電源タップが正常か
実はコンセントや延長コードの不具合で、電源自体が供給されていない場合もあります。別のコンセントに挿してみる、電源タップのスイッチがONになっているか確認するなど、意外なところに原因が隠れていることもあるんです。
スマホ本体の差込口(充電ポート)をチェック
スマホの充電ポートにホコリやゴミが詰まっていないかも重要な確認ポイントです。ポケットやカバンに入れているうちに細かいホコリが溜まり、接触不良を起こしていることがあります。爪楊枝やエアダスターなどで優しく掃除してみてください。ただし、傷つけないように細心の注意を。
ソフトウェア的なトラブルの可能性も
スマホを再起動してみる
一時的なソフトウェアの不具合で充電ができなくなることもあります。まずは一度スマホの電源を切って、再起動してみてください。それだけで充電が再開するケースも少なくありません。
OSやアプリの不具合がないか確認
最近システムのアップデートを行ったあとから充電できなくなった場合、OSのバグが原因の可能性も。メーカーが不具合を報告していることもあるので、「iPhone 充電できない アップデート」や「Android 充電不具合」などのキーワードで調べてみると、対処法が見つかるかもしれません。
モバイルバッテリーでも充電できない場合は要注意
複数の充電方法(ACアダプター・パソコン・モバイルバッテリーなど)で試してみてもすべて反応がない場合、スマホ本体に何らかの異常が発生している可能性が高いです。バッテリーの寿命や、基板の不具合など、専門的な修理が必要になるかもしれません。
バッテリーの寿命かもしれない
スマホのバッテリーは、一般的に2~3年ほどで劣化してきます。劣化が進むと、充電してもすぐに減ったり、まったく充電できなくなったりするんです。特に「突然電源が落ちる」「熱くなりやすい」といった症状があるなら、バッテリー交換を検討しましょう。
水濡れや衝撃による故障
過去に水に落とした、強くぶつけたなどの心当たりがあるなら、内部の故障が原因かもしれません。見た目は無事でも、内部の基板がショートしていると充電ができなくなることがあります。この場合は、早めに修理店に相談するのが安全です。
自力で解決できないときは専門店へ相談を
ここまで試しても改善しないときは、自己判断を避けて、Apple Storeやキャリアショップ、街の修理店などに相談しましょう。最近では、郵送や出張サービスに対応しているスマホ修理業者も増えているので、忙しいあなたでも気軽に利用できます。
修理費用の目安とデータ保護についても確認を
修理に出す前に気になるのが費用やデータの安全性ですよね。修理費は症状や機種によって異なりますが、バッテリー交換なら5,000円〜1万円前後が目安です。データは初期化される場合もあるので、できる限りバックアップをとってから依頼しましょう。
まとめ:まずは簡単なことから1つずつ
スマホが突然充電できなくなったら、焦らずにまず「充電器・電源・スマホ本体」のどこに問題があるのかを1つずつ切り分けてみてください。そして、再起動や掃除などの基本的な対処を試してもダメな場合は、早めに専門店に相談するのが確実です。
大切なスマホだからこそ、早めの対処でトラブルを最小限におさえましょうね。