ニンテンドースイッチのスライドレールが認識されないと、ジョイコンが本体に取り付けられているのに無反応だったり、充電ができなかったりして困りますよね。ゲームができなくなるだけでなく、修理が必要かどうか不安になる方も多いはずです。
でも安心してください。実はこのトラブル、原因がはっきりしていて、自分で対処できるケースも多いんです。
この記事では、ニンテンドースイッチのスライドレールが認識されないときに考えられる原因と、すぐに試せる対処法をわかりやすく解説します。
よくある原因①:レール部分の接点が汚れている
スライドレールには、ジョイコンと本体を通信・充電するための金属接点があります。
ここがホコリや皮脂、汗などで汚れていると、正しく接触できずに「認識しない」という症状が出ることがあります。
【対処法】
綿棒や乾いた柔らかい布で、スライドレールとジョイコン側の金属部分をやさしく拭き取ってください。アルコールを少量使ってもOKですが、液体が内部に入らないよう注意が必要です。
よくある原因②:ジョイコンの取り付けが甘い
ジョイコンをカチッと最後まで差し込んでいないと、スイッチ本体がジョイコンを正しく認識しません。
見た目ではハマっているように見えても、実際はロックがかかっておらず、接点がしっかり触れていない場合があります。
【対処法】
ジョイコンを一度外し、「カチッ」と音がするまでしっかりとスライドさせて取り付け直してみてください。ジョイコンのロックボタンが引っかかっていないかも確認を。
よくある原因③:本体やジョイコンの故障
物理的にスライドレールやジョイコン側の内部パーツが壊れているケースもあります。
落下の衝撃や経年劣化、水濡れなどが原因で、スライドレールの基盤や端子が破損していることがあります。
【対処法】
まずはジョイコン側と本体側、どちらに原因があるか切り分けましょう。別のジョイコンを取り付けてみて認識すれば、元のジョイコンが故障している可能性が高いです。逆にどのジョイコンも認識しないなら、本体側のスライドレールや基盤の不具合が考えられます。この場合は任天堂の公式修理サービスを利用するのが確実です。
よくある原因④:ソフトウェアの一時的な不具合
スライドレールが物理的に問題なくても、スイッチのシステムが一時的にジョイコンを認識しないことがあります。
アップデート後やゲームソフトの切り替え時などに、通信が不安定になることも。
【対処法】
まず本体を一度完全にシャットダウン(電源ボタン長押し→電源オプション→電源OFF)してから、再起動してみてください。これで接続エラーが解消されるケースもあります。また、システムの更新がある場合は最新版にアップデートすることも忘れずに。
よくある原因⑤:スライドレールの部品が外れている・緩んでいる
DIYで修理したことがある方や、分解履歴がある本体の場合、スライドレールの部品が正しく接続されていない可能性もあります。
特にスライドレールと本体基盤をつなぐフレキケーブルが外れていたり、緩んでいたりするだけでも認識されません。
【対処法】
このケースは自己修理にはリスクがあります。下手に触ると保証対象外になったり、さらに状態が悪化する可能性があるため、無理をせず公式の修理に出すことをおすすめします。
まとめ:まずは「汚れ」と「差し込み具合」を確認してみて
ニンテンドースイッチのスライドレールが認識されないときは、焦らずに以下の順番でチェックしてみてください。
- 金属接点の汚れを拭き取る
- ジョイコンをしっかり差し込む
- 他のジョイコンで試して故障の切り分け
- 本体を再起動してみる
- それでもダメなら公式修理へ
こうした手順で対処すれば、突然のトラブルでも落ち着いて対応できます。万が一のために、日頃から本体やジョイコンの清掃を心がけておくのもおすすめですよ。