格安スマホを使っていて、「なんか最近ネットがめっちゃ遅い…」と感じたことはありませんか?特にお昼や夕方になると、ページがなかなか開かなくてイライラ…そんな経験、きっとあなたにもあるはずです。
格安スマホは月額料金が安くてお得ですが、回線が混雑しやすいという弱点があります。速度が遅くなる時間帯に何も対策せずにいると、せっかくのスマホライフがストレスだらけになってしまいますよね。
でも安心してください。ちょっとした工夫や設定の見直しで、今よりずっと快適に使えるようになります。ここでは、格安スマホの低速回線に困ったときの具体的な対処法をいくつかご紹介しますね。
なぜ格安スマホは遅くなりやすいの?
まず、格安スマホが遅くなる仕組みを知っておきましょう。実は、格安SIMを提供している会社は大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンクなど)から回線を借りて運営しています。
つまり、使える帯域(通信の道幅)が限られているんですね。そしてその限られた帯域を、たくさんの人が同時に使おうとすると、どうしても混雑して速度が落ちてしまうんです。
特にお昼の12時~13時、夕方の18時~20時ごろは通信が集中しやすく、格安SIMの弱点が最も表れやすい時間帯なんです。
まず確認したい3つの基本ポイント
通信速度が遅くなったと感じたときは、まず次の3つを確認してみてください。
1. 通信制限にかかっていないか
契約しているデータ容量を使い切ってしまうと、通信速度が大幅に制限されます。自分の使っているSIMのマイページなどで、今月の使用量を確認してみましょう。
「知らないうちにギガがゼロになってた…」ということは意外とよくあります。
2. 通信モードが「低速モード」になっていないか
格安SIMの中には、節約モードや低速モードがONになると、通信速度が意図的に制限されるタイプもあります。アプリや設定でモードを確認して、必要があれば高速モードに切り替えてください。
3. スマホの設定や再起動で改善することも
一時的な不具合や通信の切り替えミスで遅くなることもあります。スマホを再起動してみたり、機内モードを一度ONにしてすぐOFFにすることで、通信がリフレッシュされて改善することもあります。
通信速度が遅いときの対処法5選
基本の確認が終わったら、次は具体的な対処法です。以下の方法を試して、あなたのスマホ環境を少しでも快適にしてみましょう。
1. 混雑時間帯はWi-Fiを活用する
自宅やカフェ、職場などWi-Fiが使える場所では、積極的にWi-Fiに切り替えましょう。格安SIMの混雑の影響を受けずに通信できるので、安定した速度が得られます。
外出先でもフリーWi-Fiスポットを上手に活用すれば、ギガの節約にもなりますよ。
2. 通信量の多いアプリをオフピーク時に使う
YouTubeやInstagram、TikTokなどの動画系アプリは特に通信量が多いです。これらのアプリは、できれば混雑時間を避けて使うように意識してみてください。
ダウンロードやアップデートなども、夜遅くや早朝などにまとめて行うとストレスが減ります。
3. 軽量版アプリやブラウザを活用する
通信量を節約できる「Lite版」アプリや、軽量モードを搭載したブラウザ(例:Google ChromeのLiteモードやOpera Miniなど)を使うと、データのやり取りが少なくて済むので、遅い回線でもある程度快適に使えます。
4. プランや通信会社の見直しを検討する
あまりに遅くて使いものにならないという場合は、プラン変更や乗り換えも視野に入れてみましょう。格安SIMでも、通信速度の評判が良い会社(例:IIJmio、mineo、NUROモバイルの一部プランなど)があります。
格安SIM比較サイトなどを参考に、あなたに合ったサービスを選ぶのも大事なポイントです。
5. eSIMを併用して2回線運用する
最近は、物理SIMとは別にeSIMを使って、2つの回線を同時に使えるスマホが増えています。普段は格安SIM、混雑時はeSIMで契約した大手キャリア回線を使う…という運用なら、通信トラブルのストレスを減らせます。
例えば、「povo2.0」などはeSIM対応&基本料ゼロ円で始められるので、サブ回線として使いやすいです。
快適に使うには、賢く使い分けることがカギ
格安スマホはコスパが高くて魅力的ですが、通信速度にムラがあるのは避けられません。でも、今回ご紹介した方法を試せば、少しずつ快適な使い方が見つかるはずです。
あなたの使い方やライフスタイルに合わせて、Wi-Fiとの併用や通信会社の見直し、eSIMの活用などを検討してみてくださいね。
賢く使いこなして、ストレスのないスマホ生活を楽しみましょう。