格安スマホに乗り換えたいと思っても、「結局、通話料ってどこが安いの?」と迷ってしまいますよね。月額料金が安くても、通話が多いとトータルで割高になってしまうこともあります。
「LINEやアプリ通話があるから大丈夫」と思っていても、仕事や家族との通話はやっぱり通常の電話回線を使うことが多いものです。あなたも「短時間の通話が多い」「意外と電話も使う」というタイプなら、通話料金の差が家計にじわじわ響いてきます。
だからこそ、格安スマホの通話料金はしっかり比較して選ぶことが大事なんです。今回は、主要な格安SIMの通話料金や通話定額オプションをわかりやすく整理して、あなたにとって一番お得な選び方をお伝えします。
基本の通話料金を比較!1分あたりいくらかかる?
格安スマホの多くは「30秒あたり22円(税込)」が基本通話料金です。これはドコモやau、ソフトバンクと同じで、一見すると「全然安くない」と感じるかもしれません。
でも、実は多くの格安SIMでは「専用アプリを使えば通話料が半額」になる仕組みを採用しています。たとえば以下のようなサービスです。
よくある通話料半額サービスの一例
- IIJmio:「みおふぉんダイアル」アプリ → 30秒11円
- OCNモバイルONE:「OCNでんわ」アプリ → 30秒11円
- 楽天モバイル:「Rakuten Link」アプリ → アプリ同士なら通話無料
- mineo:「mineoでんわ」アプリ → 30秒11円
つまり、専用アプリを使うだけで通話料が半額になることが多く、通常の電話アプリでかけるよりずっとお得です。
通話定額オプションは必要?あなたに合った選び方
「短い通話が多い」タイプのあなたには、通話定額オプションの検討もおすすめです。主要な格安SIMでは、以下のような通話定額プランがあります。
通話定額オプションの主なプラン
- IIJmio
→ 月額600円:5分かけ放題
→ 月額1,400円:10分かけ放題 - OCNモバイルONE
→ 月額935円:10分かけ放題
→ 月額1,430円:完全かけ放題 - mineo
→ 月額550円:10分かけ放題
→ 月額1,210円:時間無制限かけ放題 - LINEMO(ソフトバンク回線)
→ 月額550円:5分かけ放題
→ 月額1,650円:完全かけ放題 - 楽天モバイル
→ Rakuten Linkアプリを使えば通話かけ放題が無料
短い電話を月に何度もする人は「5分〜10分かけ放題」がコスパ抜群。反対に、1回の通話が長いあなたには「完全かけ放題」タイプが安心です。
特に楽天モバイルは、専用アプリを使えば国内通話が完全無料になるので、通話が多い人には圧倒的にお得な選択肢です。
データ通信とセットで考えるともっと差が出る
通話料金だけでなく、「データ通信のプラン」と合わせて考えるのもポイントです。たとえば「mineo」は月1GBプランが880円〜と格安な上に、通話定額とのセットでも安く済みます。
逆に、「データはあまり使わないけど通話は多い」というあなたには、楽天モバイルのような**通話無制限×1GB以下なら月額0円(条件あり)**のようなプランが相性バツグンです。
結局どれがお得?目的別のおすすめ格安SIM
最後に、通話の使い方別におすすめの格安SIMをまとめました。
通話時間が短く、頻度が高いあなたへ
→ mineo(10分かけ放題が安い)、IIJmio(600円で5分かけ放題)
長電話が多いあなたへ
→ OCNモバイルONE(完全かけ放題が安い)、LINEMO(ソフトバンク回線で安定)
通話回数も時間も多いあなたへ
→ 楽天モバイル(Rakuten Linkで完全無料)
通話は少なくていいけど、いざという時のために安く持ちたいあなたへ
→ IIJmio・mineo(アプリ利用で通話料半額&基本料金が安い)
通話のスタイルは人によって大きく違うからこそ、「一番安い」ではなく「あなたにとって一番お得」なプランを選んでくださいね。通話料までしっかり考えて選べば、月々のスマホ代はもっと賢く節約できますよ。