格安SIMを使っていると、海外に行くときに「ローミングって使えるの?」と不安になりますよね。大手キャリアのようにそのまま使えないと思って、わざわざ現地SIMを調べたり、Wi-Fiレンタルを検討したり…手間がかかって面倒に感じることもあると思います。
でも、最近では格安SIMでも海外ローミングに対応しているサービスが増えてきていて、しっかり選べば快適に使えるものもあります。私も旅行のときに「このSIMで本当に大丈夫かな?」と不安になった経験があるので、あなたの気持ちがよくわかります。
そこで今回は、海外でも安心して使えるおすすめの格安SIMサービスを厳選してご紹介しますね。「どのSIMなら海外でも通信できるの?」「追加料金は?設定は簡単?」そんな疑問に丁寧にお答えしていきます。
海外ローミングに対応している格安SIMは意外とある!
まず結論からお伝えすると、格安SIMの中でも海外ローミングに対応しているサービスはちゃんとあります。ただし、全社対応というわけではないので、事前にしっかり確認することが大切です。
海外ローミング対応のおすすめ格安SIM3選
1. 楽天モバイル【無制限ローミング対応でコスパ最強】
楽天モバイルは月額3,278円で20GBまで使えるプランが有名ですが、実は海外ローミングにも対応しています。しかも**「Rakuten最強プラン」なら海外66の国と地域で2GBまで無料**で使えるんです。
2GBを超えたら速度制限(最大128kbps)はかかりますが、LINEや地図アプリくらいなら問題なく使えます。渡航先が多い人や短期旅行がメインのあなたには、かなり心強い選択肢です。
2. IIJmio【通話もデータも対応、安心の大手運営】
IIJmioはNTTグループ系の安定感ある通信会社で、海外ローミングにも対応しています。音声通話SIMを使っていれば、海外でも通話やSMSの送受信が可能です。
データ通信については現地キャリアに接続できる場合は利用可能となっており、使える国や料金は事前に公式サイトで確認が必要です。使える国が限られていたり、定額ではないため、通話やSMSの利用がメインの方におすすめです。
3. mineo【一部エリア限定ながら対応あり】
mineoも音声通話SIMでの海外ローミングに対応しています。ただし、データ通信は非対応で、あくまで通話・SMSのみが対象となります。
そのため、「現地で連絡手段が必要だけど、データはWi-Fiでいい」というあなたにはピッタリかもしれません。mineoはサポート体制もしっかりしているので、初めての海外ローミングでも安心感がありますよ。
料金や設定はどうなるの?
海外ローミングを使う際の料金や設定は、サービスによって違いがあります。基本的には定額制または従量課金制で、楽天モバイルのように「2GBまで無料」などの明確な基準があると安心です。
設定については、多くの格安SIMが出発前に設定変更や専用アプリでの切り替えが必要になります。たとえば楽天モバイルでは、スマホの「モバイル通信設定」で「データローミング」をONにしておくだけで、海外でも自動的に使えるようになります。
不安であれば出発前にサポート窓口で確認するのがベストです。
現地SIMやeSIMとの比較は?
「じゃあ、現地SIMやeSIMを使った方が安いんじゃないの?」と思うかもしれません。たしかに、長期滞在や現地で大量にデータ通信をするなら、現地SIMの方が安いケースもあります。
ただし、言語の壁やSIMの設定の煩雑さ、トラブル時の対応などを考えると、日本で契約しているSIMをそのまま使えるという安心感は大きいです。最近では**eSIM対応の格安SIMも増えていて、海外用eSIMを短期で追加するという使い方もできますよ。
自分に合った選び方のポイント
どのサービスを選べばいいかは、あなたの**「海外で何を重視したいか」**で変わってきます。
- できるだけ安くデータ通信したい → 楽天モバイル
- 通話やSMSを重視したい → IIJmio、mineo
- 滞在先が短期で少量の通信だけ → どれでもOK(Wi-Fi併用もアリ)
- 長期滞在で通信量が多い → 現地SIMやeSIM検討も視野に
まとめ:格安SIMでも海外ローミングは可能、選べば快適に!
海外に行くからといって、わざわざ高額なキャリア回線に戻す必要はありません。ちゃんと対応している格安SIMを選べば、海外ローミングも快適に使えます。
楽天モバイルのように「2GB無料」などコスパに優れたプランもあるので、あなたの渡航スタイルに合わせて最適なSIMを選んでくださいね。渡航前には設定や利用国をしっかり確認して、安心して海外を楽しんでください。