昼休みに動画が止まり、決済アプリが「通信エラー」で固まると、外出先でものすごく焦りますよね。
あなたと同じように「格安SIMは安いけど昼だけ遅い…」と感じている人は多く、実は私もこの悩みで何度もモバイルルーターを探し回った経験があります。
でも大丈夫。いくつかのコツとプラン選びを組み合わせれば、昼休みでもストレスなくスマホを使えます。
なぜお昼に遅くなるのか？
格安SIM（MVNO）は大手キャリアから帯域を借りていますが、借りた分が混雑するとまずMVNO側に制限がかかります。
そのピークがランチタイムの12〜13時で、帯域が足りなくなると数百kbpsまで落ち込むことも珍しくありません。
解決策
1. 昼に強い回線へ乗り換える
同じ格安SIMでもUQモバイルやLINEMOなど「サブブランド」は大手と同等の帯域を確保しているため、昼でも10〜30Mbps前後を維持しやすい傾向です。
【通信速度比較サイト】などのリアルタイムランキングを確認し、昼速度が常時5Mbps以上の事業者を選ぶと体感が大きく変わります。
2. サブ回線を持つ（デュアルSIMの活用）
メインを安価なMVNOに残しつつ、ahamo・povo2.0・LINEMOなど昼に強いeSIMを月数百円〜0円で待機させる「二刀流」が急増中です。
MMD研究所の2025年調査では「サブ回線利用者」が12.8％へ増え、混雑時間帯の保険として定着し始めています。
3. 高速チケットやトッピングを使う
mineoの1.5Mbps使い放題「パケット放題Plus」や、povoの「データ追加1GB（24時間）」など、必要なときだけ速度を上げるオプションも有効です。
NUROモバイルの「NEOプラン」のように専用帯域を持つプランは、そもそも昼でも速度低下が起こりにくい構造なので乗り換え候補に入れてください。
4. 自宅・職場・カフェのWi-Fiを賢く使う
昼休みに動画を観たり資料をダウンロードしたりする習慣があるなら、Wi-Fiのある環境で事前に済ませるだけでモバイル回線の負荷は激減します。
公共Wi-Fiは暗号化が甘い場合があるので、VPNアプリを併用すると情報漏えいも防げます。
5. 端末設定と使い方を見直す
ブラウザの「データセーバー」機能をONにする、SNSの自動動画再生をOFFにするだけで通信量が2〜3割減るケースもあります。
アプリ更新やバックアップは深夜に自動で行うよう設定し、昼に帯域を食わないようにすると体感速度が安定します。
まとめ
お昼の速度低下は「帯域が足りない」構造上の問題ですが、①昼に強い事業者を選ぶ、②サブ回線を用意する、③高速オプションを賢く使う――この三本柱でほとんどの不満は解消できます。
あなたの使い方に合う組み合わせを試せば、格安SIMのままでもランチタイムのストレスは驚くほど減ります。今日からぜひ実践してみてください。
もし具体的なプラン比較やキャンペーン情報が知りたいときは、格安SIM速度比較サイトや通信速度ランキング記事をブックマークして最新の実測値をチェックすると失敗しません。
これで昼休みの「遅い…」を卒業しましょう。
