格安SIMの開通って、時間がかかるイメージがあって少し不安になりますよね。せっかく料金が安くなっても、使えない期間が長かったら意味がない…そんな気持ち、よくわかります。
実は、格安SIMの開通にかかる時間は「申し込み方法」と「SIMの種類」によって大きく変わるんです。例えば、即日開通できる場合もあれば、数日〜1週間程度かかることもあります。
では、あなたがスムーズに格安SIMを使い始められるように、具体的な目安と注意点をくわしく見ていきましょう。
格安SIMの開通にかかる平均的な時間
まず結論から言うと、格安SIMの開通には最短で即日、遅くても2〜3日程度で完了することが多いです。
ただし、これはあくまで「スムーズに手続きが進んだ場合」の話で、混雑状況や本人確認書類の不備があると、さらに日数がかかることもあります。
また、音声通話付きSIM(MNP乗り換え)とデータ専用SIMでは、かかる時間に差があるので注意が必要です。
開通までの流れと時間の目安
格安SIMの開通までの流れは大きく分けて以下の3ステップです。
1. 申し込み
オンラインでの申し込みが一般的で、必要な情報を入力し、本人確認書類を提出します。これには10分〜30分程度かかると考えてください。
申し込み内容に不備がなければ、早ければ即日中に審査が完了します。
2. SIMカードの発送・到着
物理SIMの場合は、自宅にSIMカードが配送されるまでに1〜3日ほどかかります。eSIMならこのステップは不要です。
ただし、土日祝を挟むとさらに時間がかかることもあるので、急ぐ場合は営業日を意識して申し込むのがコツです。
3. 開通手続き
SIMカードが手元に届いたら、マイページや専用アプリで開通手続きを行います。この作業自体は5分〜15分ほどで完了することが多いです。
MNPを使って他社から番号を引き継ぐ場合は、開通手続き後に1〜2時間ほどの通信切り替えタイムラグがあるので、その間は一時的に通信できないこともあります。
eSIMなら即日開通も可能
最近では、物理SIMを使わないeSIM対応プランが増えています。eSIMなら、申込完了後すぐに開通手続きができるため、最短10分で使い始められることもあります。
たとえばIIJmioや楽天モバイルなどは、eSIM対応端末を使えばその日のうちに使えることが多いので、急ぎの人にはかなりおすすめです。
ただし、eSIMはスマホ側の対応が必要なので、事前に「eSIM対応端末かどうか」をしっかり確認しておいてくださいね。
開通が遅れる原因とは?
開通が予定より遅れてしまうケースもあるので、以下のポイントには注意が必要です。
- 本人確認書類の不備(文字がぼやけている、期限切れなど)
- MNP予約番号の有効期限切れ
- 申込情報と身分証の情報が一致していない
- 年末年始・GW・セール期間などの申込集中時期
とくに、MNPの有効期限(取得から15日)に余裕がない場合、再取得になるケースもあります。申し込みはなるべく余裕を持って行いましょう。
開通までにスマホが使えない時間はある?
MNP乗り換えをする場合、旧回線が停止してから新回線が開通するまでの間、数十分〜1時間ほどスマホが使えない時間が発生します。
この「空白の時間」は避けられませんが、早朝や深夜など通信をあまり使わない時間に手続きすることで、ストレスを最小限に抑えることができます。
なお、データ専用SIMの場合はこうした中断がないため、SIMカードが届いたらすぐにネットが使える状態になります。
すぐ使いたいならどうすればいい?
とにかく早く使いたいなら、以下のポイントを意識してください。
- eSIM対応のプランを選ぶ
- オンライン申し込みを午前中に済ませる
- 必要書類の不備がないか事前チェック
- なるべく平日・営業日に手続きをする
これらを意識するだけで、開通までの時間を大幅に短縮できますよ。
まとめ|格安SIMの開通は最短10分、通常は2〜3日が目安
格安SIMの開通にかかる時間は、eSIMか物理SIMか、MNPか新規契約かで大きく変わります。
eSIM+新規契約なら、最短10分ほどで使い始められることもありますし、物理SIM+MNPでも、2〜3日あれば十分です。
スムーズに開通させるためには、事前準備がとても大切です。あなたの状況に合った方法を選んで、ストレスのない格安SIMデビューをしてくださいね。