法人で格安SIMを検討するとき、「できるだけコストを抑えたい」と思うのは当然ですよね。特に、初期費用がかからないプランがあるのかどうかは、導入のハードルを左右する大きなポイントです。
実際、格安SIMは月額料金が安いことに注目されがちですが、申し込み時にかかる**初期費用(事務手数料やSIMカード発行手数料など)**が意外と高くて驚くこともあります。1回線あたり3,000円前後のコストがかかるケースも珍しくありません。
でもご安心ください。最近では法人向けに「初期費用無料」の格安SIMプランを用意している会社も増えてきています。契約の仕方や条件によっては、初期費用がまったくかからないケースもあるんです。
初期費用なしの法人向け格安SIMは本当にある?
はい、あります。たとえば**「大口契約(回線数10以上)」や「一定期間の利用が前提」などの条件を満たすことで、初期費用が免除される法人プラン**が用意されていることが多いです。
具体的には、以下のような格安SIM会社が法人向けに初期費用なしのプランを提供しています。
【例1】IIJmio(アイアイジェイミオ)法人サービス
IIJmioでは、法人向けに初期費用無料キャンペーンを定期的に実施しています。キャンペーン期間中に申し込めば、通常3,300円の初期手数料が0円になるほか、データSIMであれば月額も数百円台から利用可能です。
【例2】LinksMate(リンクスメイト)法人契約
LinksMateはゲーム・エンタメ向けで有名ですが、法人向けにも対応しています。条件によっては初期手数料・SIM発行手数料が無料になるキャンペーンが随時開催されています。特に複数回線の一括導入に対して柔軟な対応があるのも魅力です。
【例3】イオンモバイル 法人プラン
イオンモバイルも法人向けサービスを提供しており、店舗での契約に限り初期費用無料となることがあります。法人専用窓口を通すと契約事務手数料の減免や特別プランの案内が受けられることもあるので、直接問い合わせてみる価値があります。
「初期費用無料」の注意点とは?
初期費用無料と聞くとお得に感じますが、いくつか注意点もあります。
まず、「キャンペーンによる期間限定の無料化」が多いという点です。つまり、キャンペーンが終われば通常通りの費用がかかります。また、「最低利用期間」や「解約違約金」が設定されている場合もあるので、プラン内容をよく確認してください。
そして、SIMの返却が必要になるケースもあるので、「解約時にSIMを返さないと違約金が発生する」といった細かいルールも見落とさないようにしましょう。
初期費用ゼロで導入するコツ
初期費用をかけずに法人向け格安SIMを導入するには、次のようなアクションがおすすめです。
- 公式サイトのキャンペーン情報をこまめにチェックする
- 複数回線の見積もりを一括で取る
- 法人専用の問合せ窓口に直接相談して特別対応を交渉する
- 最低利用期間や違約金などの細かい条件も確認する
また、格安SIM比較サイトや法人向けIT商材を取り扱うポータル(例:ITトレンド、BOXIL)などを利用すれば、条件に合うプランを一括比較できて便利です。
まとめ:初期費用ゼロで格安SIMを導入するチャンスは十分ある
法人向けの格安SIMでも、条件次第で初期費用をゼロにすることは可能です。とくに複数回線をまとめて導入する場合や、キャンペーン期間中の申し込みが狙い目です。
導入コストを抑えたいあなたにとって、初期費用無料の格安SIMはとても強い味方になります。ただし、契約条件やキャンペーン内容をよく確認して、安心できる会社を選んでくださいね。