引っ越しのたびにインターネットの手続きが面倒で憂うつ…そんなふうに感じていませんか?とくに固定回線は工事や立ち合い、開通までの待機時間があって本当にやっかいですよね。
そんな中で「置き型WiFi(ホームルーター)」が引っ越しでも手間が少ないと聞いて気になっているあなた、本当にそんなに簡単に使えるの?と半信半疑になっているかもしれません。
でも安心してください。置き型WiFiの引越しは、基本的にコンセントから抜いて、新居に持っていって差し込むだけで使えます。これ、本当にシンプルです。
ただし、注意点もゼロではないので、ここでは「置き型WiFiの引越し手続きがどれだけ簡単なのか」「引越し前に確認しておくべきポイント」などをわかりやすく解説していきます。
置き型WiFiの引越しは「工事なし・すぐ使える」のが最大のメリット
固定回線と違って、置き型WiFiは電波をキャッチして通信するタイプなので、新居に光回線を引く必要がありません。
そのため、面倒な開通工事や立ち合いは不要です。やることは「端末を持っていくこと」と「事前に住所変更を伝えること」だけです。
新居に引っ越したその日からWiFiが使えるので、在宅ワークや動画視聴、スマホの通信費節約にもすぐに役立ちます。
引越し前に「住所変更の届け出」は必ずしておこう
置き型WiFiの提供エリアは、機種や契約会社によって対応地域が決まっています。
そのため、住所変更の連絡をしておかないと、電波が届かないエリアに引っ越したときに通信が使えないというリスクがあります。
たとえばSoftBank Airやドコモ home 5Gなどは、契約者の住所ベースでエリア判定される仕組みです。住所を更新しないまま使い続けると、最悪の場合は「規約違反」と見なされることもあるので注意が必要です。
利用中のWiFiが「エリア内かどうか」は事前に確認を
引越し先で使えるかどうかは、公式サイトの「提供エリア検索」や「住所検索」で簡単に調べられます。
WiMAXの場合はUQコミュニケーションズ、SoftBank Airならソフトバンクのサイトから確認可能です。
もし引越し先がエリア外だった場合は、オプションでポケットWiFiを契約したり、他のホームルーターに乗り換えを検討するのがスムーズです。
置き型WiFiの中でも「引越ししやすいサービス」はこれ
引越しのしやすさで特に人気なのは、以下の2つのサービスです。
SoftBank Air
電源を入れるだけで即利用OK、契約時に設置住所の登録が必要ですが、Webから住所変更も簡単にできます。エリア内であれば速度も比較的安定していて、家族での利用にも向いています。
ドコモ home 5G
ドコモの4G/5G回線が使えるため、全国的なエリアカバー力が強み。引越しのたびに設定変更が必要ですが、電話・Webで手続きできて手間は少なめです。スマホとセット割も使えるのが魅力。
引越し後に通信が不安定なときは「設置場所」を変えてみて
新居の構造や立地によっては、同じWiFi端末でも通信速度に影響が出ることがあります。
とくに、電波を遮る壁が多い場所や、鉄筋コンクリートの奥まった部屋に設置した場合は、WiFiの入りが悪くなることがあります。
この場合は、なるべく窓際や電波を拾いやすい高い位置に端末を移動してみてください。これだけで驚くほど改善することもあります。
引越し先がエリア外だったら?代替手段も検討しよう
どうしても現在の置き型WiFiが新居で使えない場合は、以下の代替手段もおすすめです。
- 一時的にポケットWiFiをレンタルする
- 新しいエリア対応のホームルーターに乗り換える
- 工事可能であれば光回線を導入する
特に、急ぎでネットを使いたい場合は「即日発送してくれるWiFiレンタルサービス」を活用すれば、ブランクなくネット環境が整います。
まとめ:置き型WiFiの引越しは、簡単だけど「事前準備」がカギ
置き型WiFiの引越しは、固定回線に比べると圧倒的に楽で、基本的には端末を持って行くだけです。
ただし、「住所変更の届け出」と「エリアの事前チェック」だけは絶対に忘れずにやっておきましょう。
あなたがもし「ネットのない生活はムリ…」というタイプなら、引っ越し直後にすぐ使える置き型WiFiはとても心強い味方になりますよ。