iPadのバッテリーがすぐ減ったり、充電してもすぐに切れてしまうようになると、「そろそろ交換かな?」と感じますよね。でも、気になるのはやっぱり交換費用。Apple公式と非公式の修理店、どちらに頼むべきか迷ってしまうかもしれません。
まず結論からお伝えすると、Apple公式のバッテリー交換費用はモデルによって異なりますが、おおよそ15,000〜20,000円前後が目安です。対して、非正規の修理店では8,000〜13,000円程度で対応してもらえることが多いです。
Apple公式でのバッテリー交換費用は?
Appleでのバッテリー交換は、安心感と品質が最大の魅力です。Apple公式サイトによると、AppleCare+に未加入の場合、iPadのモデルに応じて以下のような料金が設定されています。
たとえば、iPad(第9世代)やiPad Airなどの一般的なモデルでは19,800円(税込)、iPad Proシリーズになると20,000円台になる場合もあります。AppleCare+に加入していれば、バッテリーの最大容量が80%未満であれば無償交換の対象になるので、まずは保証状況を確認するのがおすすめです。
なお、Appleストアや正規サービスプロバイダに端末を送る形になるため、手元に戻るまでに1週間程度かかることがあるのも注意点です。
非正規修理店の料金と特徴は?
街中やネットで見かける非正規の修理店では、Appleよりも安価に、しかも即日対応してくれるところが多いです。たとえば、iPad(第6世代)であれば8,800円〜12,000円ほどでバッテリー交換ができる場合が一般的です。
予約なしで飛び込みOK、最短30分〜1時間で完了するケースもあるので、「今日すぐ使いたい!」というあなたには便利な選択肢になります。
ただし、非正規店では純正部品が使われていない可能性があること、Apple公式の保証が受けられなくなるリスクがある点には注意が必要です。信頼できる店舗を選ぶために、Googleの口コミや実績年数をチェックするのがおすすめです。
自分でバッテリー交換はできる?
「ちょっと器用だし、自分でやってみようかな」と思うあなたもいるかもしれません。確かに、バッテリーや工具がネットで販売されていて、YouTubeなどにも手順動画があるため、挑戦自体は可能です。
しかしiPadは非常に精密な作りをしていて、画面を開けるだけでも高いリスクを伴います。ケーブルを切ってしまったり、静電気で基盤を傷つけてしまう恐れもあるため、基本的には自分での交換はおすすめできません。
もしどうしてもトライしたいなら、古いサブ機などで練習してからの方が安心です。
どこで交換するのがベスト?
あなたにとって最適な交換方法は、「費用を重視するか」「安心を優先するか」で変わってきます。
安心感と保証を重視するならApple公式での交換がベストです。多少高くても純正パーツ&技術者の手で確実に修理されますし、後々のサポートも安心です。
一方で、費用を抑えたい・急ぎで対応してほしいなら非正規修理店が現実的な選択肢になります。信頼できる店舗を選ぶことで、十分満足できる対応を受けられるはずです。
修理前にやっておきたいこと
いずれの方法を選ぶにしても、修理に出す前に以下のポイントを確認してください。
- iCloudやPCでのバックアップ
- Apple IDのサインアウト(非正規修理の場合は特に)
- 本体の初期化(可能であれば)
- 修理店舗の口コミチェック(非正規の場合)
これらをしっかり準備しておくことで、トラブルを未然に防ぎ、スムーズに修理を終えることができますよ。
まとめ:iPadバッテリー交換の費用は目的と状況で選ぼう
iPadのバッテリー交換は、Apple公式なら15,000〜20,000円前後、非正規なら8,000〜13,000円程度が目安です。それぞれにメリット・デメリットがあるので、あなたの状況に合った方法を選んでくださいね。
「あと何年使う予定か」「急ぎかどうか」「保証を重視するか」など、今の使い方に合わせてベストな選択をしてみてください。