iPhoneのカメラレンズにうっすらと傷がついていると、写真がぼやけたり光が反射して白くにじんだりしてしまうことがありますよね。でもAppleの保証ってレンズの傷には対応していないことが多いし、「修理って高そう…」ってつい不安になってしまうと思います。
実際、あなたのように「ちょっとした傷でも直した方がいいのか?」「修理はどこに頼むのが安心?」と迷う人はとても多いです。私も過去にカメラに小さなヒビが入ったとき、Appleに相談するか街の修理屋さんに頼むかでずいぶん悩みました。
でも大丈夫です。レンズの傷の程度によっては、必ずしも高額な修理をしなくても済むケースもあります。この記事では、iPhoneカメラのレンズに傷がついたときの修理方法や判断基準について、わかりやすく解説しますね。
iPhoneのカメラレンズに傷がついたときの確認ポイント
まず最初にしてほしいのは「本当に写真や動画に影響があるか」をチェックすることです。
レンズにうっすらとした擦り傷があるだけなら、実際の撮影にほとんど影響がないこともあります。逆に、ひび割れや深い傷があると、ピントが合わなかったり白くモヤがかかったような写真になったりします。
一番確実なのは、明るい場所で空やライトなど光源を撮ってみて、白いにじみ(フレア)が出るか、ぼやける部分があるかを確認することです。
傷の程度によって修理方法は変わる
傷の程度によって対応は大きく3パターンに分かれます。
軽度の擦り傷だけなら様子見でもOK
細かいスリキズ程度なら、写真にほぼ影響が出ないことが多いです。iPhoneのレンズにはサファイアクリスタル(非常に硬い素材)が使われていて、ちょっとやそっとの擦れでは割れません。
この場合は、無理に修理せずに今後の傷防止のためにレンズカバーやケースをつけるだけで十分です。
中程度の傷・小さなヒビ:街のスマホ修理店でレンズ交換
写真に白くにじみが出たり、ピントが合いにくくなった場合は、レンズ表面の交換が必要になります。
Apple正規店ではカメラユニットごとの交換になるため、修理費が1万5千円以上になることがほとんどですが、非正規の街のスマホ修理店ならレンズカバーのみの交換が可能なこともあります。費用は5,000~8,000円ほどで済むことが多いですよ。
ただし、品質や技術力には差があるため、**「総務省登録修理業者」**など信頼できる店舗を選ぶようにしましょう。
深いヒビ割れ・レンズ内部の損傷:Apple修理 or 本体交換が必要
傷が深くてカメラユニット内部までダメージがある場合や、写真に黒いシミが映るような症状が出ている場合は、Appleでのカメラユニットごとの交換が必要になります。
この場合は**Apple公式修理(Apple Storeまたは正規サービスプロバイダ)**を利用するのが安心です。AppleCare+に加入していれば、修理費用は12,900円前後で済みますが、未加入だと2万円以上になることもあります。
修理料金の詳細は、Apple公式のiPhone修理料金ページで確認できます。
修理前にやっておくべきこと
修理を依頼する前に、以下の2点は必ずチェックしてください。
- iPhoneのバックアップをとる:修理中に初期化される可能性もあるため、iCloudかiTunesでバックアップを取っておきましょう。
- iPhoneを探すをオフにする:Appleや修理店で預ける際、「iPhoneを探す」機能がオンだと受付できないことがあります。
傷防止におすすめの対策
今後、同じようなトラブルを避けるために、次のような予防策も取り入れてみてください。
- レンズ用保護フィルムやカバーをつける
- ケースの選び方を見直す(カメラ周りに段差があるタイプがおすすめ)
- スマホをポケットやバッグに入れるとき、鍵や金属と一緒に入れない
こうしたちょっとした工夫だけでも、レンズのダメージはかなり減らせますよ。
まとめ:傷の程度で「修理するか様子を見るか」を判断しよう
iPhoneのカメラレンズに傷がついたときは、「写真に影響があるか」をまず冷静にチェックしてみてください。
軽い傷なら様子見、中程度なら街の修理店でのレンズ交換、深刻な場合はAppleでの正規修理というように、段階的に対応を判断するのがポイントです。
「高額な修理費が心配…」というときも、傷の状態によっては数千円で済むこともありますから、慌てずにまずは近くの修理店やAppleに相談してみるのがベストですよ。